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vol.12・池田 好治 選手
「内藤選手も真っ青の8秒KO記録!スタイル改造で飛躍を目指す!」
2006年1月30日インタビュー
キックボクシングの世界からボクシングに転向して、早4年。キック時代には日本ランキング1位まで上り詰めたこともある池田選手。キック時代のエピソードや現在改造中のボクシングスタイル、次の試合に向けての意気込みなど熱く語ってくれました。
 
管理人:まずは、今年の目標から聞かせてください。
池田:はい、一つ目は当たり前ですが、負けないことです。相手にも自分にも、今年は負けません!2つ目は昨年は2試合しかできなかったので、今年はできる限り沢山試合をしたいです。そして、3つめはランキング選手と試合をして勝ち、日本ランキングに名を連ねたいですね。
管理人:新人王決勝戦、B級トーナメント決勝戦と、どちらもあと一歩のところでしたからね。池田選手はその力が十分にあると思いますので、3度目の正直ということで今年のランキング入り大いに期待しています。そういえば、キック時代はランキング1位でしたよね。キック時代の話を聞かせてください。
池田:まず、ジムでの雑用をするということで、”ジムに住み込み”で東京に上京してきました。その頃はリングに布団を敷いて寝ていましたからまるで”あしたのジョー”という感じですね。
管理人: 宮田ジムに住み込みでと、考えたことはなかったのですか?
池田:寝ているあいだに、ママ、チャトラン、ヒロ君に、パラシュート部隊やねじりん棒といった袋たたきにあいそうな気がしますので遠慮させてください。
管理人:ありえるね。一日のサイクルはどんなだったの?
池田:今考えても、結構ハードな毎日だったと思うんですよね。朝、5時に起きてロードワーク。ジムに帰ってきて2時間のジムワーク、掃除などをして、急いで朝食。休むひまなく9時から5時まで喫茶店でバイト。ジムに戻り10時まで練習、食事して雑用、寝るのは毎日12時を過ぎてからでした。練習の休みが許されている日曜日は子供たちにキックボクシングを教えなければならなかったので、体を休める時間以上に気の休まる日がありませんでした。
管理人:壮絶な青春時代でしたね。そんな日々を4年続けて日本ランキング1位になったわけですね。どうして、ボクシングに転向したのか?
池田:日本1位にランキングされていましたが、なかなかタイトルに挑戦するチャンスがなく、目標を見失ってしまいました。それに、ボクシングは昔から憧れていて、いつかやりたいと思っていたんですよ。
管理人:池田君にはボクシング界でぜひ、ベルトを巻いてほしいですね。ほかにキック時代の面白いエピソードはないの?
池田:実は、僕も内藤さんに負けない最短記録があるんですよ。プロ2戦目に1R開始8秒でKO勝ちのキック最短KO記録があるんです。開始ゴング早々、対戦者が突進してきたので、僕が飛びヒザ蹴りをだしたんです。対戦者もヒザでブロックしようとしたんですが失敗、自分の顔面に自らのヒザを受けて、そのまま失神!わずか開始8秒の出来事でした。
管理人:ヒザって痛いよね。それも自分のヒザじゃ、心も痛いよいね。では、2・13に向けて一言ください。
池田:会長から、得意の右フックばかりじゃなく左ストレートが一番効果的に決まるロングレンジでのボクシングを教えてもらっています。今までは右フック狙いの中間距離でのボクシングをしてきたので、反面リスクもあるとは思いますが、ハードパンチャーの多いウエルター級ですので、左ストレートも生かせるようなアウトボクシングもできるようにスタイルを改造しています。もちろん、逃げるためのアウトポジションでなく、攻撃的なフットワークとポジショニングを教わっています。まだ、完成とはいきませんが、徐々に馴染んできていますので、次の試合はいろいろ試してみたいです、もちろんKOを狙って。皆さん応援してください。

給料日にはヒロ君にお土産を買ってくるやさしい池田選手。
男前なのに・・・

身長184センチ、色白のモテ顔の池田選手。ジムに通っている女の子たちにも「さわやかでカッコいい」と大評判。そんな池田選手がサンドバック打ちの時には、女の子たちが打つサンドバックを共有するように会長や鈴木先生に無理強いされているシーンをみるのは一度や二度ではありません。会長「池田、3番サンドバック、○○ちゃんの反対側から一緒に!」鈴木先生「池田、5番サンドバックにヘルプ!」とホストがテーブルを回らされるように、女の子が打っているサンドバックめぐりをさせられている池田選手。
台風のときには、東京都指定の白いゴミ袋を合羽代わりに着てきた池田選手に、会長は「池田!男前なのに、何だその格好は?」といわれるのですが、女の子たちには「池田さん、ゴミ袋着ててもカッコいい」とここでも男を上げていました。
普段、猥談なんてけっしてしないと想像される池田選手ですが、練習後のジム2階の第2練習場(別名”部室”と呼ばれている)で行われる”エロの神”バレンタイン君のエロ講習会(猥談と自慢話)では、最前列で耳を傾けているらしい。そして、給料日にはヒロ君にお土産を買ってくるやさしい一面で、さらに女の子のファンを増やしている池田選手ですが、☆ツカモト選手と目が合うと練習中でも敬礼する妙な癖は何なんですか?

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