渡部 あきのり、、、新藤にとって高校時代からの大先輩、日本の重量級シーンを盛り上げ牽引してきた、そして今でも偉大な存在、ある意味憧れの存在でもあるだろう。だが、今となっては自らの夢の前に立ちはだかる途轍もない大きな壁、、、だか新藤は立ち向かった！！

第１Rから自慢のパンチを惜しげもなく振るい新藤に圧をかける渡部。１５連続KO日本タイ記録を持つパンチはジャブでも恐ろしい！！ だが新藤は距離を大切にジャブジャブからの左カウンターを好打！！ 早くも渡部の鼻が腫れ始め優位に試合を進める。対する渡部も迫力のプレスで前に出るが、新藤のカウンターにやや手こずるが、身体の強さを活かし前に前に。だが正確性では新藤。５R終了途中採点では３者とも４８ー４７で新藤を支持。 だが迎えた第６Rは渡部が丁寧なボクシングで整え新藤のリズムを狂わせいい展開に。

そして山場は７R中盤に新藤が左右フックの連打で渡部に襲いかかり効かせるが、渡部も上等だ！！後輩には絶対に負けん！！と言わんばかりに応戦！！ 会場もヒートアップ！！ だが分が良かったのは頭を少しずつズラした新藤が渡部をグラつかせた。しかし 勝負はまだ終わっていない。第８R、タフな渡部は前のRで消耗した新藤に次々とボディーを叩きこみ新藤の動きが止まり顔面に大きな右アッパーで仰け反らされた新藤、絶対絶命か？！ 宮田会長もタオルを握り締めた。 だかそれでもボディーを打ちにきた渡部に左カウンターから右フックで仰け反らせ応戦、９Rには渡部の右目は完全に塞がった感じだ！！ 最後Rは新藤、渡部とも譲らないボクシングで結果は判定に委ねられた、、、１者 新藤、１者 渡部、、、そして最後の１者は引き分け！！ 嵐の頂上統一決戦は、ドロー！！ だがこんなぶつかり合いはなかなか見れない好ファイトでした！！ 新藤チャンプの夢だった初防衛、苦しかったけど見事な防衛でした！！ 渡部選手も男の打ち合い魅せてもらいました！！

ありがとう！！ 両王者、痛み分けのドロー防衛、、、さぁ新藤チャンプの次戦はダイレクトマッチの渡部との統一戦？！、もしくはチャンピオンカーニバル指名挑戦者の松永  宏信（横浜光）となるのか？！

皆様、乞うご期待o(^_-)O

そして幕下に登場した？？前頭？！歌津 智也が初土俵、いや、デビュー戦を迎えました（笑）

身長１９０センチ近い恵まれた体格の福田と１６７センチ、実に長差２０センチ以上の両者、、、まるで白鵬と舞の海？？   リングに上がった両者を見たお客さんからは、もう圧倒的に福田優位だなとの声も聞こえた。そう誰もが思った事だろう。

何より不安だったのは歌津自身に違いない。

だが、ゴングと同時に飛び出した歌津、頭振り様子見の福田を迷わせる。決定打までには至らないが歌津がすり足と機動力で上々の滑り出し！！ だが第２Rは

硬さの取れた福田が体格で歌津をロープに追い込み怒涛の連打で歌津を窮地に、、、歌っちゃん、ロープがあるからいいけど相撲なら押し出しで負けだそ！！ボクシングで負けるならわかるが相撲で負けるな！！、、、と、心の中で叫んだ（笑）さぁこれで振り出しに戻った。仕切り直しだ！！セコンドも張り手で歌っちゃんに気合を入れ直す！！

第３Rは歌津がまたしても機動力でボクシングを作りスタミナが切れた福田にボディーから左右フック

を好打しポイントをピックアップ！！ 最終４Rも歌津がガードを下げ見事な出入りで福田を翻弄、現役時代の舞の海のボクシングを彷彿とさせる？？パフォーマンス（笑）で１者ドローの物言いもあったが、２者の指示を得て２ー０の判定で歌津 智也が初土俵初白星をゲットした(o^^o)  歌っちゃん、おめでとうねー(^ ^)また不眠不休の勢いで強くなってな（笑）